圧力調整注入工法
新技術「圧力調整注入工法(SAPIS)」
圧力調整注入工法(SAPIS)は、注入性能、補修材適応力、経済効率に優れた画期的なコンクリートのひび割れ注入工法です。
この工法は、低圧から高圧まで注入圧力を自由に調整することにより、有機系から無機系まで多様な補修材料を、ひび割れの深部から表面部まで的確に注入することを可能にしました。
同じ注入口から複数の材料を連続して注入することが可能であること、注入器を繰り返し使用するため廃棄物が発生せず環境への負荷が低いことも特長です。
圧力調整注入工法(SAPIS)の特長
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特長 01 質の高い 補修技術
低圧から高圧まで注入圧力を調整
ひび割れ深部まで補修材料を注入- 微細なひび割れに注入可能
- 複数材料を連続して注入
- 注入圧力を自由自在に調整
- 独自の施工管理基準を設定
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特長 02 幅広い 適応範囲
有機系から無機系補修材まで
あらゆる補修材が使用可能- あらゆる材料に対応
- 様々なアタッチメントを装備
- 小~大型のコンクリート
構造物を補修 - ノズル型は浮き・漏水にも対応
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特長 03 環境に やさしい
廃棄物の排出ゼロ・工期の短縮で
環境負担の低減を実現- 注入器具の廃棄がない
- 注入材料のロスが少ない
- 注入器具の接着養生が不要
- 施工時間短縮で環境負担を軽減
注入機の種類
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真空吸着型圧力調整注入工法
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TH-110002-A
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コンクリート表面のひび割れから注入
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ノズル型圧力調整注入工法
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TH-110003-A
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コンクリート内部からひび割れに注入
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圧力調整注入工法と従来の工法の比較
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比較1注入能力が大幅に向上
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比較2作業の効率化・高速化
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比較3廃棄物ゼロで環境にやさしい
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比較4工程の短縮でコストダウン
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比較5管理基準を設定し高品質施工へ
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比較6非破壊試験機器で注入評価
圧力調整注入工法による補修対象
橋梁(橋台・橋脚・床版)、トンネル、ダム、ボックスカルバート、水道タンク、地下施設、下水道処理施設、下水道管、擁壁、海岸保全施設(防波堤・防潮堤)、コンクリート舗装等のコンクリート構造物、コンクリート建築物やスラブ、梁、内外壁、基礎等の部材といった身近なコンクリートのひび割れ補修、浮き補修などの改良や補強